「中国株で2000万円儲けた!(仮)」

中国株投資について綴ります。

「今までの大きな失敗について」

(2014/09/14)

今までの株式投資で、大きな失敗だと思うのは、以下になります。


・2007年の前半に、中国株で含み益が1500万円以上でて、さすがにこれは
 1回利益確定しておきたいなぁ、と思って株式資産を半分売ったものの、
 売った後に市場が上がり続けていったので、売った金額を
 またすぐに投資にまわしてしまったこと。

・2007年に、バフェットがペトロチャイナを売却したり、
 春山さんが全撤退しているのを見ているのにも関わらず、株式市場が調子良いし、
 自分は、周りと比べるとさほど儲けが多くないので、もっと挑戦したいと欲が
 深くなってしまって、さらに、その後、金融危機の暴落と、まともに大底まで
 付き合ってしまったこと。

・2007年のバブルが弾けたのに、
 ‐PERがさほど高くないから今回のはバブルとは言えない。
 ‐米国が住宅バブルの後遺症のためにお金をジャブジャブ
  にするが、その恩恵が新興国株式市場に回ってくるだろう。
 ‐新興国は、ファンダメンタルが強いから大丈夫、
 といった意見に固執して、信用収縮から逃れ損なったこと。

ベトナムファンドが、
 「OTCで株を取得するので上場すれば2倍確実」
 と言われていたが、結局は、上場しても買値とほぼ同じで
 為替で大いにやられて、投資資産が1/5になったということ。

・2008年から2009年初頭の金融危機による株式市場崩壊時に、
 まだ利益があるから大丈夫だろうとタカをくくって、逃げそこなったこと。

・2010年の終わり頃に、調子にのって高値で買った株が、
 2011年の途中で、半値になったこと。

といったところでしょうか。


簡単に言うと、利益確定しそこなって、さらに下げ相場なのに
ずっと持ち続けて失敗した、といった感じですかね。

あと、2007年のバブルを経験したせいか、その内、またもっていれば
バブルみたいなものがくるのではないか、といった淡い期待で、
気軽に投資するクセがついたのも、良くなかったですね。
それは、2009年末の投資に現れています。


また、欲深くなるのもいけませんね。
周りの人と比較すると、欲深くなってしまうので、
自分の中の基準で、どうするかを判断していきたいと思いますね。

「ファンドの危険性について」

(2014/09/14)

とあるベトナムファンドに参加していますが、開始時の2006年から
既に7年以上経ちましたが、2014/09時点での成績は、約-70%です。

投資資金が約1/3になりました。
さすがに、これはダメージが大きいです。

そもそも、このベトナムファンドは、ファンドを始める時に、
既にベトナム株式市場の暴落が始まっているにも関わらず
契約通りファンドを開始いないといけないという立場だったのですよね。

個人がやるわけではなくて、会社組織がやるのですから、当然のことでは
ありますが、何もこんな最悪の時期に始めなくても、と思った覚えがあります。

ファンドのスキームとして、有力会社の未公開株を上場前に購入して、
最低でも2倍を狙う、というものだったので、株式市場は悲惨だけど、
未公開株への投資に期待してなんとかなるのかもしれない、という淡い期待も
あったのですが、結局、ベトナム株式市場が悲惨な状態のときに上場して、
上場時の株価は、買値とほぼ同等だったと思います。

3年後の償還日を2年延長して、5年が経っても相変わらず株価は大きく下げたままで、
5年目の償還日も来てしまいました。
大幅に下げてしまった株価に対して、解約したい人は、解約を入れて
ないといけない状況でしたね。
私は、さすがにこの状況では解約できないので、延長の申請をした次第です。

こういった点を考えると、個人投資家の方が売買タイミングに関して、
融通が利くので、とてもアドバンテージがあると思いました。
ファンドは、こういった売買タイミングの融通性が全然ありません。
こういう点が、期間を決めて投資資金を運用するファンドの危険性だと思います。

個人だと、バフェットが言っているように、ストライクが来るまで
待つことができますが、ファンドは、そういったことは、どうやら
出来ないようですね。

「暴落の際に割安になった銘柄についてどう考えるべきか?」

(2014/09/14)

2008年の暴落の時に、SASAの株価が
配当利回りが20%程度になるまで
下げていたのですよね。

これは、もしかして、チャンスではないか?、
と思いつつも、なかなか手を出しにくく、打診買いを
したのが、株価が上げた後の配当利回り15%
ぐらいになったときで、その後、買い増そうとして
いたのですが、さらに株価は上がっていきました。

一旦利益確定をしたものの、ほんの少しの利益が
出ただけでしたね。


で、2012年のベトナムのサコムバンクも配当利回りが10%
ぐらいまで下げていて、業績は着実そうなので、これも
チャンスではないか?、と思いつつも、どうしても
ドンの為替が気になって、買えなかったのですよね。

今となっては、あそこから2倍になったので、
やはりチャンスではありました。


ということで、何をいいたいかというと、長年株を
やっていると、業績が堅いのに、PERや配当利回り
見ても割安な銘柄が見つかるときがあるので、
そういうのは、チャンスの可能性が高い、ということです。

今までは、経験が少なく半信半疑な感じでしたが、
今後は、こういう機会は積極的にチャレンジして
いくべきだな、と思いました。

なかなかこういう機会は出ないですが、こういう
チャンスを掴んでいかないと、資産を大幅には
増やせない気がしますね。


あと、最近、中国株を振り返ってみて考えていたのですが、
自分が初期に買った銘柄で何倍にもなっていて、
しかも、会社の商売が確実だったのが、いくつか
あるのですよね。

・万科
・シナオガス
・中国人寿
・テンセント
・蒙牛
・ティンイー

そういったような、これは確実だなぁ、というのを
見つけ出す努力をしていきたいですね。
自分的には、シナオガスとかは、ガス会社なので
結構堅くて、地道に成長していっていたのでは
ないかなぁ、と思いましたね。
実際、この銘柄ではだいぶ儲けましたが、
もっと買っていればなぁ、とついつい思って
しまいますが。


つまり、今までの経験を活かして、次のこれはいける!、
といった銘柄をウオッチして、チャンスを生かして
いきたいですね。

「市場暴落時に何を買うべきか?」

(2014/09/14)


市場が暴落した時には、
・優良銘柄を買う
・反騰がものすごく大きくなるような、小型株や市況株を買う
・インデックスを買う
・独占的な企業の銘柄を飼う
などの選択肢が考えられるかと思います。

今までの経験では、優良銘柄を買った方が、株価の回復も早いので、買いやすいですね。
安心感があります。
また、優良銘柄は、基本的に企業の業績も良いので、そういう点からも安心です。

小型株や市況株などの銘柄は、確かに市場回復時には
大きな戻りが期待できますが、それがいつになるか
分かりませんし、優良銘柄の株価がどんどん回復して
もどっているのに、いつまでたってもこれらの株価は
たいして戻らずに、逆にさらに下げ続けて、我慢しきれずに
損きりしてしまう、といった状況にもなりやすいと思います。

インデックスを買うのも、とても良い方法だと思います。
個別企業だと、取引停止リスクがありますが、
インデックスだと、その心配はないですからね。
次回、大きな暴落が来たら、インデックスをドルコスト平均法
買うというのを試してみたいと思っております。

また、自分が実際に中国株で行ったものとしては、2008年の金融危機
余波がまだ市場に残っている際に、トラベルスカイを買ってみました。
この会社は、独占的な商売をやっていますし、配当利回りも3~4%と高めです。
なので、比較的安心して買えました。
その後、株価が買値から+50%ぐらいになったので、一旦利益確定をしたと思いますね。


今までの経験を振り返ると、上手くいったものと上手くいかなかったものの両方ありますが、
どちらかというと、優良銘柄を買った方が上手くいくことが多かった気がします。
なので、今後は、市場が暴落したら、優良銘柄を仕込むか、もしくは、
インデックスを買うことにしようと思っております。


また、金融危機で、銀行業界に問題がでまくって、優良な銀行の株価が
今まででは信じられないぐらい下げまくっても、そういうのには手を出し難いですね。
問題がでた業界は、ペナルティBOX入りをしてしまうので。
関係ない業界で、優良銘柄を狙う方がやりやすいとは思います。

「ユニバーサルロビナ(URC) のチャートを見ながら考えたこと」

(2014/09/14)

ユニバーサルロビナ (URC) のチャートを見ながら考えたことを
書き出しておきます。


ユニバーサルロビナ(URC)は、フィリピン株ですね。
「国内最大手の総合食品会社として食品、飲料、スナック菓子、
 アイスクリームの製造販売を行っており、またアジア各国にも
 進出しています。」
だそうです。

つまり、フィリピン株の消費銘柄ですね。

また、カルビーとも提携しているようです。
カルビー<2229>(東1)は30日の大引け後、第3四半期の連結決算(4~12月)
とフィリピンでの合弁会社設立を発表 ... 製造販売で強いブランド力と販売力を持つ
ユニバーサル・ロビナ・コーポレーション(Universal Robina Corporation)。」


新興国の消費銘柄は、中国のカンシーフや、ベトナムのビナミルクなどでも
分かるように、株価が順調に伸びていきやすい業種だと思います。


フィリピン株は、まだ調べ始めたばかりなので、チャートのチェックは
あまりやっていなかったのですが、久しぶりにURCのチャートを見たところ、
以下のチャートで分かるように、2014/01月の後に、三角持ち合いから
株価が上に上離れしていったようですね。

この上離れが確認できた時点で、買いだったのですが、
チェックしていなかったので、全然買えておりません。
次の機会を伺いたいと考えております。

2012年01月の株価らみると、2014年09月時点で約3倍ですね。
もっと前からチェックしておけばよかった、と思ってしまいましたが、
過去には戻れないので、今後どうなるかをチェックしていきたいと思います。


「四環醫藥 (00460.HK) のチャートを見ながら考えたこと」

(2014/09/14)

以下の四環醫藥 (00460.HK) のチャートを見ながら考えたことを
書き出しておきます。


この銘柄は、2012年の低迷時に買って、2013年に2倍になって
から売ったのですが、再び買い戻す機会を伺っておりました。
どういう風に買い戻す機会を伺っていたかを、以下に記します。


以下のチャートを見ると分かるかと思いますが、3月中旬に
高値をつけてからしばらく株価が調整しておりましたが、
5月を底にして反転し始めて、6月あたりから3月の高値を
上抜けそうな感じが出て来ておりました。

7月に入ってから3月の高値を上抜けたのが確認できたので、
ここで買ってみた次第です。

8月に3月高値を若干下に割り込んだので、売却のための様子見を
していたのですが、その後、上手いこと盛り返して、8月後半
あたりから株価が上離れして行きましたね。

ということで、このようにして、再び参戦するタイミングを見計らっていた次第です。





ところで、この銘柄のチャートを以下の図のように、5年などの長期で見ると、上がり方があまりにも急に見えます。
株式投資をはじめたばかりの頃は、これが気になって、とても怖くて手が出せませんでした。

テンセントもこういった理由で、なかなか手が出せずに株価がどんどん上がっていくのをただ見守るだけになっておりました。


しかし、1年スパンでみると、上記のチャートのように、全然違う見え方になります。1年スパンだと、まだ手が出せそうに見えます。

私は、こういった点についてどう考えるべきかが、最初の頃はあまり理解できておりませんでした。







最近の自分の考えとしては、今後の業績が期待できて、
PER的に高過ぎず、1年スパンでのチャートを見たときに、
流れに乗れそうであれば、買ってみるのは全然ありではないか?
というものです。

これは、成長株のモメンタム投資的な手法なので、
チャートが崩れたら売らないといけないのですが、
投資方法としては、十分にありなのではないか?
と思ったりしております。

また、こういう考えのもとで買ったのであれば、もしチャートが崩れた場合に、
長期投資銘柄として長く持とう、という考えに転換するのは良くないですね。
自分が想定したチャートではなくなった時点で、売却して資金を確保して、
次の参戦タイミングを見計らうべきだと思います。

また、長期投資として取り組む場合は、2012年の低迷時に仕込んで、
5年、10年は何があろうとずっと売らない、といった覚悟が必要だと思いますね。

「ICBPのチャートを見ながら考えたこと」


(2014/09/12)

以下のICBP のチャートを見ながら考えたことを
書き出しておきます。




ICBPは、インドネシアの企業で、カップラーメンや飲料を取り扱っている会社です。

インドネシアの加工食品会社。2009年にインドフード・サクセス・マクムールからスピンオフし設立。
2010年10月7日にインドネシア証券取引所に上場した。
社名にある"CBP"はConsumer Branded Productを意味し、親会社インドフード・サクセス・マクムールが組織再編を行い消費者ブランド製品部門が独立したことに由来する。麺、デイリーフーズ、スナック食品、調味料、特殊栄養食品を製造販売している。2012年には、アサヒと合弁会社を設立し、ノンアルコール飲料に参入した。」


いわゆるインドネシアの消費銘柄に分類されるかと思いますので、以前から
定点観測をしておりました。

チャートを見ると、2013年に高値をつけてから、その後は、調整期間に入っているのが分かるかと思います。

2014年に入ってからも調整機関が長いこと続いていますので、そろそろ打診買いをしておこうか?、と思いまして少し買ってみました。

そうしたところ、2014年の8月、9月あたりから、少しずつチャート的に上向いて来ました。そして、2014年9月12日には、+5.87%と暴騰しておりました。

しかし、この銘柄は暴騰したと思ったら、また振り出しに戻る、というのが
何回もあったので、今後順調に上がるかどうかは謎です。

ただ、5年の長期チャートで見ると、ここ1年間、エネルギーを
貯めていた状況が続いていたのですが、そこから少しずつ脱して
いきそうな雰囲気が出てきております。

当然ながら株式市場の状況や企業の業績にもよりますが、目先、長い調整期間を経て、少しずつ上昇トレンドを形成していきそうな気配があるので、要注目ではないかと思います。